大学に行ってよかったこと5選【理系女子がアラサーになって思う】

大学に行ってよかったこと5選【理系女子がアラサーになって思う】
大学に行ってよかったこと5選【理系女子がアラサーになって思う】
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「受験勉強して大学に入って意味があるのかな・・・」
「なんのために勉強してるんだろう・・・」
「大学に通っていても意味ないんじゃないか・・・」
こんなふうに思ったことはありませんか?

私は今年30歳になるアラサーですが「大学に行って良かったなぁ」と感じることが多いです。大学時代は悩んだことも多くありましたが「自分の学部・学科に入って良かった」と今では感じています。

今回は、そんなアラサーになった私が思う「大学に行って良かったこと」を5つご紹介します。大学受験勉強に疲れたとき、大学に通う意味を見出せなくなったとき、参考にしてもらえれば幸いです。

大学に行ってよかったこと5選【理系女子がアラサーになって思う】
目次

1. 旦那と出会えた

大学に行って良かったこと1位は、旦那と出会えたことです!笑

山口県出身の旦那と、静岡県出身の私が出会えたのは、たまたま同じ大学に進んだから、としか言いようがありません。旦那の第一志望は別の大学だったそうなので、私はこっそり彼が二次試験で失敗して良かったなとまで思っています。(ごめんなさい)

知り合って10年になりますが、全く別の場所に生まれ育った私たちが出会えただけでも、大学に進んで良かったと思っています。

2. 友達が増えた

友達が増えたことも、大学に進んで良かったことの1つです。

あまり積極的な交流をしなかった私ですが、サークルの友達、学科の友達、研究室の友達と、先輩後輩を合わせれば100人以上の出会いがありました。友達を作るのが上手な方なら、授業での出会いやバイトでの関係を含めてもっと多くの人と知り合えるに違いありません。

私は別に「友達は多い方が良い」とか「人脈は大切だ」と思うタイプではないのですが、本当に気の合う友人と出会う確率を増やすためには母数が大きいに越したことはありません。

同じ大学・同じ学科を選んだ時点である程度好みは合うので、気の合う友人と出会いやすい、というカラクリもあるかもしれません。

そういえば、ブログを始めたきっかけも大学時代に出会った友達の影響だったような・・・。

3. 学歴のおかげで得をした

これは口に出すのは少し恥ずかしいことですが、学歴のおかげで得をしたな、と感じることが卒業後、多くありました。

例えば就職活動。学歴フィルターがあったのかどうかは分かりませんが、ESの通過率は高く、落ちたのは1〜2社だったと思います。

うち1社は締切を出してから提出しているので、実質落ちたのは1社といえます。
皆さんも、就職活動ではESは締切前に送るようにしましょう(当たり前)

社会人になってからも「大阪大学出身」というだけで「賢いんだろうな」「努力家なんだろうな」「一生懸命なんだろうな」と勝手に勘違いしてもらえました。

確かに、努力家で一生懸命な性格ではありますが、普通そういった点を評価してもらえるのは入社後しばらく経ってからですよね。初めから「真面目そう」と思ってもらえることで、何をしても高めの評価をもらえているように感じました。

ただ、その高い評価に応えようとし過ぎて、心身の健康を崩してしまいましたが・・・それはまた別の話。

もちろん大学院卒ですから給料も少し高めからのスタート。地獄の研究室生活2年間のおかげとはいえ、全く同じ研究を受けている大卒・高卒の同期よりも高いお給料を頂いてるのは変な感じでした。出世もしやすかったと思います。

正直、今の日本の感じだと、私のように自分の実力に自信がない人ほど「学歴」というスキルは持っていた方が良いように感じます。

4. 勉強して「面白い!」と感じる体験ができた

大学に行って良かったのは、勉強して「面白い!」と感じる経験ができたことです。

高校までは問題を解くのが速くなったり、解法を思いついた時に「楽しい」と感じていましたが、大学で感じた勉強の面白さは全然違うものでした。

大学で化学系に進むと、高校まで全く考えたこともなかった「量子化学」という学問に出逢います。はじめに聞いたときはチンプンカンプンでしたが、理解したときには深い感動を覚えました。

高校までは覚えることしかできなかった、化学反応の順番や仕組みを自分で0から考えられるようになったとき、ものすごく楽しかったです。専門とした物理化学では、勉強した全てを集結させてこれまでにない新しい理論を組み立てることもあり「これが大学の勉強の意味か」と気付かされました。

といっても、理解できたのは院試直前の4回生の春だったんですけどね。
もっと早くから本気で勉強しておけば良かったとめちゃくちゃ後悔しました。

5. 就職する前に自分の向き・不向きを確認できた

「大学に行って良かったと思ったこと」の最後は、就職する前に自分の向き・不向きを理解できたことです。

高校生までの自分は、理系が好きで得意だと思い込んでいました。理系に進むきっかけの話は別記事に書いてあります。

しかし、大学に進んで、本当に理系が好きで得意な人たちと出会った結果、自分が理系を好きな気持ちは「ないものねだり」だったと気がついたのです。

自分にはできない発想や、実験の内容に憧れを感じていただけで、自分自身の本当の得意分野が理系ではなかったと、大学でようやく気づくことができたのです。

おかげで大学の授業にはついていけず、数学や力学の試験では追試だらけでした・・・。高校までは満点取れていたんですけどね。高校まではただ暗記していただけだったんだなぁ、と思い知らされました。

就職前に自分の得意分野が理系ではない!と気付けたので、理系の人が持っていない自分の強みを活かした就活ができました。最終的に、開発職として働くことになりましたが、仕事でも自分の得意不得意を事前に把握できていて良かったなぁと何度も感じました。

まとめ

アラサー理系女子が思う、大学に行って良かったと感じる5つの理由をご紹介してきました。

どれも、大学1〜2回生のときには全く気が付かなかったことばかりです。老害の意見だなぁと思いますが「大学に行く理由が見当たらない」と感じたときに読んでいただければ幸いです。

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