突然ですが、あなたは普段何種類のボールペンを使ってますか? 1〜3種類くらいでしょうか。
私は中学生の頃から異常なまでにボールペンが好きで、家のペン立てには10本以上の黒色ボールペンを常に待機させています。ブルーブラックやブラウンまで含めるともっと多いです。
そんなボールペン大好き人間の私は、他人が使っているボールペンをいつもチェックしてしまうんです。大学時代に周りの人が使っているボールペンを観察した結果、理系大学院生はとある3種類のペンしか使っていないことが分かりました。今回はそんな選ばれしボールペンと、私がおすすめするボールペンを紹介します。
※今回の記事で使っているボールペンの画像は、全て公式HPのものを使用しています。
理系大学院生はいつボールペンを使うのか?
理系大学院生は、データの管理や資料作成はパソコンで行うことがほとんどです。そんな我々があえてボールペンを使うタイミング、それは実験中です。
実験の細かい計画や、気づいたことをメモするときはボールペンが多いです。つまり実験ノートを書くときに使うのがほとんどということですね。
理系大学院生がボールペンを選ぶときのポイント5つ
常に10種類以上のボールペンを使う私が、実験ノートを書くのにベストなボールペンを使うとしたら、どういったものを選ぶかご紹介しましょう。
油性
私が化学系なのも関係するかもしれませんが、実験ノートは水に濡れる可能性が高いので、実験ノートには必ず油性のボールペンを使っていました。これは趣味ではなくマストな条件です。
書きやすさ
実験中に急いでメモしたいことが多いので、なめらかな書き味のボールペンの方が望ましいです。
ペン先の太さが0.7で良いならば大体のボールペンで滑らかにかけますが、0.38くらいになると、なめらかに書けるボールペンは少なくなってしまいます。
クリップの有無
ちょっとした操作のために実験室に向かうとき、実験ノートとペンだけ持って移動することもあります。ペンにクリップ機能があれば、移動しやすく便利です。
クリップは絶対に必要というわけではないですが、最後に2種類で迷ったとき、クリップがある方を選ぶと思います。便利なので。
価格の安さ
あくまでも大学生が使うものなので、どれだけ書きやすくて機能的でも1本1,000円のボールペンは候補から外れます。1本100円前後なものが望ましいです。
購買での取り扱い
大学には大体生協が運営する購買部があります。購買で取り扱いのあるボールペンだと、インクがなくなった時に簡単に補充できるので理想的です。替え芯の取り扱いもあると、なお理想的です。
購買部で取り扱うボールペンはメジャーなものがメインです。どれだけ安くて書きやすくて機能的なボールペンでも、マイナーなものだと使い続けることが難しくなるということですね。
理系大学院生がよく使う&おすすめな油性ボールペン3選
1位 三菱鉛筆uni「ジェットストリーム」
書きやすさ・値段・ラインナップ 全てパーフェクト
最初に紹介する商品は三菱鉛筆uniのジェットストリームです。自分が好きすぎて1位にしてしまいました。笑
ジェットストリームには色々な種類があり、黒1色のものから3色、4色のものまであります。かわいいキャラクターとコラボした商品もあるので女性にも人気ですよね。
ジェットストリームはインクがツルツル出てくるのでいつでもとても書きやすいです。何本か買ってみましたが、個体差も少ない気がします。クリップがついているところや、持ち手の部分がゴム状になっていて手が疲れにくいところも好印象です。筆圧が強い人も弱い人も書きやすいボールペンと言えるでしょう。
文具マニアの視点からあえてマイナスポイントを挙げるとするとトモエリバーという紙では数年後に裏抜けしやすいと言われています。トモエリバーが使われている商品で有名なのは「ほぼ日手帳」です。
ただ、実験ノートでトモエリバーのような薄い紙が使われていることは少なく、理系大学院生にとって裏抜けのリスクはほぼないといって間違いないです。
実験用のボールペンではこのジェットストリームが1番おすすめです。こだわりがない方は迷わず購入して良いと思います。
2位 ゼブラ「ジムノック」
1本73円。書き心地には好みあり
次におすすめなのはゼブラのジムノックです。正直言って、私の好きな書き心地ではないので購入したことはないです。病院の受付なんかで使うことが多いボールペンでもありますね。
ボールがくるくる動いてるな〜というのが実感しやすいボールペンで、書いてる感を感じやすい1本です。
正直なところ、個体差があるように感じています。
私は筆圧がかなり弱いので書きにくさを感じることもあるのですが、筆圧が強い人には書きやすいのではないでしょうか。持ち手部分は硬めのゴムが付いていて、強い力で握っても疲れにくい設計になっています。
このボールペンの魅力はなんといっても値段です。Amazonではなんと1本73円。100円を切っていてめちゃくちゃ安いです。書き心地が好みなら最強のコスパのボールペンですので、試供品で試し書きしてみて好みに合ったら買ってみてはいかがでしょうか。
3位 パイロット「アクロボール」
サラサラと滑らかに書きやすい!
最後にご紹介するのがパイロットのアクロボールです。サラサラと滑らかで書きやすいと高い評価を得ています。最初にご紹介したジェットストリームや、滑らかな書き心地で有名な SARASA(油性ではないです)と比べられることも多いです。
私がアクロボールでなくジェットストリームを選んでいた理由は、アクロボールよりジェットストリームの見た目の方が好みだったからです。インクの色の濃さは、今回ご紹介する中ではアクロボールが1番濃くて、好きです。
さまざまなラインナップがあり、上品なデザインから事務用品らしいデザインまで、好みに合わせて選択できます。ペン先の太さも0.3から1.0まで。個人的にはアクロボールのなかでは0.7が書きやすいと思っています。
まとめ
理系大学院生がよく使っているボールペンと、マニアの私が選ぶ理系大学院生におすすめボールペン3選をご紹介しました。
理系大学院生がボールペンを選ぶ際のポイント
- 油性
- 書きやすさ
- クリップの有無
- 価格の安さ
- 購買での取り扱いの有無
理系大学院生におすすめのボールペン3選
- ジェットストリーム
- ジムノック
- アクロボール
超個人的な意見ですが、
安い油性ボールペンを探している→ジムノック
0.7など太めの字が好きな方→アクロボール
細めの字を書きたい方→ジェットストリーム
がおすすめです。
ただし、私の筆圧が弱いので、筆圧が強い方とは好みが合わない可能性があります。その点のみご了承ください。